『愛はおしゃれじゃない』

なんかやっているので、とりあえずiTunesの機能を使って2010年〜2014年のトラックを一覧にして羅列することにします。ここから30曲に厳選していきます。この5年だけで意外と聴いていた曲が多い。そして、若干偏りがある。

YOUR SONG IS GOOD「B.A.N.D.」
BABYMETAL「ド・キ・ド・キ☆モーニング
東京事変「今夜はから騒ぎ」
BUMP OF CHICKEN「宇宙飛行士への手紙」
Base Ball Bear Feat. RHYMESTER「The Cut」
PUNK SKA UNITY「Decision」
フルカワユタカ「too young to die」
毛皮のマリーズ「ジ・エンド」
Dragon Ash「Run to the Sun」
Dragon Ash「Lily」
UNICORN「Feel So Moon」
THE NAMPA BOYS「プランジ」
HY「帰る場所」
THE BAWDIES「HOT DOG」
AI「ハピネス」
Perfume不自然なガール
GOING UNDER GROUND「LISTEN TO THE STEREO!!」
N'夙川BOYS「物語はちと?不安定」
MAN WITH A MISSION「FLY AGAIN」
Hello Sleepwalkers「円盤飛来」
Dragon Ash「AMBITIOUS」
フジファブリック「夜明けのBEAT」
桑田佳祐本当は怖い愛とロマンス
Czecho No Republicダイナソー
HY「ガジュマルビート」
RHYMESTER「そしてまた歌い出す」
BEAT CRUSADERS「Situation」
BIGMAMA「走れエロス」
GOING UNDER GROUND「稲川くん」
HY「いちばん近くに」
サカナクション「ミュージック」
サカナクション「夜の踊り子」
HaKU「1秒間で君を連れ去りたい」
DOES「バクチ・ダンサー」
moumoon「トモシビ」
m-flo「Perfect Place」
フジファブリック「STAR」
高橋優「(Where's) THE SILENT MAJORITY?」
でんぱ組.inc「でんでんぱっしょん」
UNICORN「デジタルスープ」
UNICORN「晴天ナリ」
Charisma.com「HATE」
サカナクションアイデンティティ
サカナクションアルクアラウンド」
GOING UNDER GROUND x 末光篤「カモメトゥモロー」
モーモールルギャバン「ユキちゃんの遺伝子」
ASIAN KUNG-FU GENERATIONソラニン
サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」
THE★米騒動「ブラック・ダンス・ホール」
Perfume「ねぇ」
星野源「ばらばら」
サカナクション『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
くるり「キャメル」
AKB48ポニーテールとシュシュ
女王蜂「デスコ」
ももいろクローバー「走れ!」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「踵で愛を打ち鳴らせ」
岡村靖幸 & 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」
くるり「奇跡」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「今を生きて」
天野春子「潮騒のメモリー
モーモールルギャバン「スシェンコ・トロブリスキー」
The Mirraz「僕らは」
神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴り止まないっ」
マキシマム ザ ホルモン「恋のスペルマ」
ももいろクローバーZサラバ、愛しき悲しみたちよ
ストレイテナー Feat. Tabu Zombie & Kunikazu Tanaka「From Noon Till Dawn」

[8/22追加]
the telephones「A.B.C.DISCO」
ACIDMANALMA
the telephones「D.E.N.W.A」
THE BAWDIES「ROCK ME BABY」
Base Ball Bear「yoakemae」
モーモールルギャバン「Good Bye Thank You」
チャットモンチーテルマエ・ロマン
ももいろクローバー「行くぜっ! 怪盗少女」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「迷子犬と雨のビート」
フラワーカンパニーズビューティフルドリーマー
Berryz工房 x ℃-ute超HAPPY SONG
Berryz工房流星ボーイ
坂本慎太郎「まともがわからない」


愛はおしゃれじゃない

『スシェンコ・トロブリスキー』

モールルZEPP

元旦以来の彼らのライブ、これでしばらく見られなくなるのかと思うと、少し感傷に浸るものかと思ったが、彼らは全くそれを感じさせず、いつも通り全力疾走、全身全霊で歌い続けた。1秒たりとも目を離せないライブだった。

そもそも最初にモーモールルギャバンを知ったのは、『クロなら結構です』のジャケットを自宅近くのレンタルCDショップで見かけたのが始まりだったと思う。ジャケ買いならぬジャケ借りしてデータ化したCDはしばらく流し聴き程度でほとんどまともに聴いていなかった。2011年のRIJF後だったか、Twitter上でライブの評判が恐ろしく高い彼らに興味を持ち、iTunesに入っている音源を真面目に聴いてみた。かなり衝撃的だった。これまで聴いていなかったことに対して、ものすごく後悔みたいなものが沸いてきた。いわゆる変態的だったり少しだけ病的な描写を、その歌詞感からは想像できない美しいメロディーと混沌としたバンド演奏に乗せる音楽は、ほかのジャパニーズロックとは明らかに一線を画していた。

クロなら結構です

クロなら結構です

彼らのライブはいつでも全力疾走、全身全霊。フラフラになるまで歌い演奏するのがスタイル。活動休止前の最後の東京の今日もそれは変わらなかった。個人的に彼らのライブを見ているといつも気持ちが高ぶって目頭が熱くなる瞬間が何度も訪れる。それがなぜか、今日のライブ中に彼らを見ながら考えていた。彼らは33歳ということで、さすがにその歳になるとやり切れない思いがあったり下を向いたり落ち込んだりしたくなることもあるだろう。情けない顔をして誰かにかわいそうと思われたくなる日もあるはずだ。でも彼らはそんなことを一切感じさせないライブをやる。お客さんにそんなマイナス要素を一切感じさせない陽気さで全身全霊歌っている。彼らの音楽は大人の悲哀をうちに秘めた底抜けの明るさで出来上がっているのだろうと思う。だから彼らのライブは、あんな馬鹿なことをして変態的なコールアンドレスポンスの連続でも、なぜかみんな感動して熱くなるんだと思う。あとは大阪と石巻を経てしばらくライブ活動は休止するとのことだが、きっとパワーアップした彼らがすぐに帰ってくると信じています。新譜も楽しみなり。新譜のジャケは、橋本愛。今日のライブで似ている女の子見たんだけど、あれは・・・、まさかね。
僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ

『潮騒のメモリー』

潮騒のメモリー(初回限定紙ジャケ仕様~アナログEP風レトロパッケージ)

AKB48恋するフォーチュンクッキー
Charisma.com『HATE』
GOING UNDER GROUND x 末光篤『カモメトゥモロー』
Perfume『Magic of Love』
SAKANAMON『花色の美少女』
サカナクション『ミュージック』
フルカワユタカ『too young to die』
マキシマム ザ ホルモン『恋のスペルマ』
高橋優『(Where's) THE SILENT MAJORITY?』
フラワーカンパニーズビューティフルドリーマー
坂本慎太郎『まともがわからない』
恋するフォーチュンクッキーType A(初回限定盤)アイ アイ シンドロームカモメトゥモロー/世界を変えるピアノが歌うMagic of Love【シングル&DVD連動プレゼントキャンペーン応募券封入】 (通常盤)花色の美少女(初回限定盤)(DVD付)ミュージック (初回生産限定盤)emotion予襲復讐(Where's)THE SILENT MAJORITY?ビューティフルドリーマー(初回生産限定盤)(DVD付)まともがわからない

『LoVe SHouT!』

ROCK!!!

あけましておめでとうございます。(※まだ大晦日のエントリーも書いていませんが、取り急ぎ元旦のエントリーをば先に。)
年明け早々モーモールルギャバンの活動休止が発表された。
モーモールルギャバン、5月でライブ活動無期限休止へ
冷静になって見るとおそらく前向きな活動休止なのではないかと推察できるような内容です。しかしながら、このニュースを見て(もともと予定していましたが)自転車に飛び乗って一路幕張メッセに戻った。
年明けの興奮冷めやらぬ会場に戻りGALAXY STAGEに入るといい感じで空いていて次のライブがゆったりと見れそうだったが、どうにもモールルのことが気になってた。新年一発目に見たのはTHE STARBEMS。元ビークルヒダカのバンド。メンバーも有名なバンドの元メンバーが揃っていて、昨年の結成から注目していたがライブは初めて見た。一言で言うとかなりハードコア、かっこいい。ヒダカさんが今こういう感じをやりたいんだなというのは今日のライブで如実に現れていた気がした。ちなみに今年の個人的一曲目は『THE CRACKIN'』。出かける前にテレビでかかったなんとか三代目の曲をぶち切って聴かずに備えて良かった。途中、bloodthirsty butchers『ギタリストを殺さないで』を全身全霊気持ちを込めて歌って亡き吉村さんを追悼してから、最後は『DESTINY』。充実したライブだった。

モールルの前にハム焼き食いながらビールを飲んで今回の飲食も終了。今回なかなか飯も充実していた。店も減ったし同じような食べ物が増えたように思えたが、ひとつひとつのフードのレベルが上がっている気がする。

ライブに備えて少し早めにGALAXYに再入場すると、活動休止のニュースを知ってか知らずかベムズの時よりも明らかに人が多い。そんな中で本人たちがサウンドチェック『Hello!! Mr. Coke-High』。ここまでいつもと全く変わる様子なし。
1:50 『MAD MADONNA』からライブ本編スタート。ここでいつもと3人の様子が違うことに気づく。モールルのライブは数回しか見ていないが、明らかに気合いの入り方が違う。特にユコはいつもよりも気迫が十分に感じられた。フェスの定番曲でライブを続けながら、ゲーリーの「半沢直樹菅野美穂はとられたけど、ガッキーは絶対に渡さないからなー!」といつもどおりのMC。「4日間のベストアクトはモーモールルギャバンだってWEBに書けよ!」と煽って定番の『サイケな恋人』で1万人パンティコールで大団円。結局活動休止に関するコメントは一切無し。ゲーリーの「また来てくれるかな〜!?」、ユコの「今年もよろしく!」から察するに、これは前向きな活動休止であると考えます。というか、それを望みます。

LoVe SHouT! [初回限定盤(MサイズTシャツ付)]


これで本当の意味で2013年が終了です。色々と辛く苦しい一年だったけど、最後に自分にでっかいプレゼントができてよかった。今回のCDJは本当充実していた。これだけで一年辛かった思いも報われます。また今年も最後に笑えるように生き抜こうと思います。

『too young to die』

パンパンのGALAXYでThe Mirrazを見た後に、ついに待ち焦がれたロックスターとの再開の時間が訪れた。

裏でワンオクが演っていたので、会場は空いていたが、そこにいたのは明らかに“ロックスター”フルカワユタカの帰還を待ち焦がれていたメイニアたちだった。事実、彼がステージに現れて『farewell』を歌い始めてから『too young to die』の最後の一節を終えるまで、そこにいた全員がスターに魅了されていた。MCは少なめだったが、演奏する彼の姿は不敵で俺が憧れた彼のそれだった。
個人的に、2008年にEARTH STAGEにDOPING PANDAとして出演した最後のステージは見られなかった。それでもここからまた始まる彼のストーリーが、俺たちメイニアをどこまでも連れて行ってくれるんじゃないだろうか。ここからロックスターの新しいストーリーが始まったと思いたい。会場の雰囲気がこういう感じのライブを見たのは久しぶりだった。ドーパンのときに負けずかっこいいんだよ!
emotion
2013年の最後は、これも久々のRADWIMPSをマイペースに見て終了。RADWIMPS待ってた奴らも多いんだなぁってライブだった。

『The Cut』

幕張メッセに向かう前に大瀧詠一さんの訃報が流れ、音楽関係者に衝撃が走った2013年の大晦日。幕張ではEARTHの一発目にこのフェス復活のエレカシをチョイス。いきなり『悲しみの果て』で会場盛り上げ過ぎな上に、新旧入り混じった名曲揃いのセットリストで大瀧さんの件でちょっと憂鬱だった気分を吹き飛ばしてくれた気がする。相変わらず宮本のMCは面白い。
ここのところ、Base Ball Bearは毎回フェスで聴いているにも関わらず、日々の生活の中で曲を聴くことは減っていた。今回もいい時間帯に配置されたのでもちろん見たのだが、半分ぐらいが知らない曲の中で、EARTH STAGEのようなでかい会場もだいぶ自然とこなすようになったなぁという感じがした。サウンドチェックで『17歳』を演っていて懐かしいなぁ、この曲を出した頃は確かまだGALAXY STAGEだったはずなんて考えながら、本編で2万人を相手にがっつりとハートを掴んでいた彼らはカッコ良かった。一番良かったのがRHYMESTERを呼び込んで演った『The Cut』。これもまともに聴いていなかったが、こういう曲も演るようになったんだと感慨深かった。ベボベはまた真剣に聴くリストに追加。
THE CUT  (初回生産限定盤)

『Sugar!!』

DAの後のストレイテナーサカナクション両方ともすごく印象深くて感動的なライブだった。ストレイテナーはしばらく離れていて久々に見たんだけど、『From Noon Till Dawn』がすごくかっこよかったな。いつからご無沙汰かと思ったら2011年のRIJF以来だったんだね。今年の夏はLAKE STAGEだったし、今回はGALAXY STAGEだったんだけど、この規模がよく似合うバンドだと思うんだよな。変にでかくしなくてもいい。
サカナクションに至っては、ついに紅白に出てしまうことになったわけで、一般的な認知度も相当なレベルまで上がっていると思われます。彼らのライブは山口氏の真摯な姿勢によって、不思議と前向きなパワーをくれるんだけど、今回も同様でした。MCで「失ったものも多い一年」について語っていたけど、それでも前向きに真摯に音楽に取り組んでいこうとする彼らの姿勢が不思議と前向きパワーをくれるんだと思う。


最後にDJブースについて書いておこうと思います。夏のあとでDJブースとレジデントDJに関して言及しましたが、今回は片平さんと保坂さんがそれぞれ一日づつ帰ってきた格好になりました。どこが一番見れるか考えた結果、今日の最後が一番行きやすいということでBUMPとサンボとグドモを蹴ってやっつん→保坂さんのDJを堪能することにした。
やっつんはいつもどおり盛り上げていたが、終わった瞬間人がごっそりと引いていきまばらになった。それでも僕はそこにDJブースの原風景を感じた。保坂さんがかけるBOOM BOOMや鉄板『FOOL GROOVE』で好き勝手に踊るキッズたち、『Sugar!!』そしてアンコール(!)の『Stay Gold』がかかったときのアリーナの様子はスタンドから見ていてこのフェスの個人的ハイライトになったかもしれない。
前回のRIJFで、DJブースはDJブースではなくなり音楽が止む時間が増えてしまった。それでもこの風景を見る限りこのフェスからDJブースを残し続けなければいけない。BUMPやサンボの裏でもこうやって音楽好きたちを躍らせることができるDJがいる限り、残り続けるべきものだと思いました。Sugar!!【完全生産限定シングル】