『スシェンコ・トロブリスキー』
元旦以来の彼らのライブ、これでしばらく見られなくなるのかと思うと、少し感傷に浸るものかと思ったが、彼らは全くそれを感じさせず、いつも通り全力疾走、全身全霊で歌い続けた。1秒たりとも目を離せないライブだった。
そもそも最初にモーモールルギャバンを知ったのは、『クロなら結構です』のジャケットを自宅近くのレンタルCDショップで見かけたのが始まりだったと思う。ジャケ買いならぬジャケ借りしてデータ化したCDはしばらく流し聴き程度でほとんどまともに聴いていなかった。2011年のRIJF後だったか、Twitter上でライブの評判が恐ろしく高い彼らに興味を持ち、iTunesに入っている音源を真面目に聴いてみた。かなり衝撃的だった。これまで聴いていなかったことに対して、ものすごく後悔みたいなものが沸いてきた。いわゆる変態的だったり少しだけ病的な描写を、その歌詞感からは想像できない美しいメロディーと混沌としたバンド演奏に乗せる音楽は、ほかのジャパニーズロックとは明らかに一線を画していた。
- アーティスト: モーモールルギャバン
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: CD
- 購入: 7人 クリック: 151回
- この商品を含むブログ (56件) を見る
今まさに、J-pop の限界、降臨! pic.twitter.com/zyspAaIpxC
— ヨシオカトシカズ (@BohQun) 2014, 5月 6
あとは大阪と石巻を経てしばらくライブ活動は休止するとのことだが、きっとパワーアップした彼らがすぐに帰ってくると信じています。新譜も楽しみなり。- アーティスト: モーモールルギャバン
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る