『There is(always light)』

くるりは今年THE PIERという名盤をリリースして、個人的にもよく聴いたバンドでした。ベテランの円熟味というか、やっぱり若手バンドやアイドルには到達できない絶対的な領域で存在感を示してくれた一年でした。個人的にはファンファンはまだメンバーでいることに熱く感動を覚えます。

内容的には、ここ2、3年のくるりのライブの中で一番だったかもしれない。岸田の外見は置いておいてセットリストはアルバム曲中心にしたけど、『ばらの花』や『WORLD'S END SUPERNOVA』なんかの名曲も織り交ぜて最後はきっちり『奇跡』で締める技巧派っぷり。今はチームワークも良さそうだし、引き続きJロック界で君臨しつつ、いい曲をどんどん作っていってほしいです。
「There is (always light) / Liberty & Gravity」Special Edition (初回限定盤)