『コーヒーカップでランデヴーって最高よ -modern style-』

引越しの準備中に、棚から昔買い漁ったCDがたくさん出てきて、その中にyes, mama ok?の『modern living』があったので、懐かしくなってこうやってエントリーを書くことにしました。(※引越しの準備しろ、俺。)
金剛地武志がまともなミュージシャンだったって知ってる人ってどれくらいいるんでしょうか。私にとっての彼は、稀有な才能を持ったJロックミュージシャンです。エアギタリストでも紳助にいじられるバラエティータレントでもないのです。この曲は95年発表のデビューシングルなわけですが、この曲だけで彼の才能の片鱗を否が応にも見せつけられました。金剛地武志というミュージシャンが記憶にインプットされたのが、このCDを私が手に取った98年当時の出来事でした。

アコースティックギターと印象的なハーモニカの旋律に乗せて、金剛地のけだるい感じのボーカルがゆるゆると流れるこの曲は、大学生でかっこいい感じのギターロックバンドに憧れていた自分には衝撃的でした。当時はポスト・フリッパーズギターの時代で、ギターポップバンドがあちこちに乱立していたわけですが、このyes, mama ok?はそんな流行からは一線を画していたのでした。
彼らはLD&K Recordsというレーベルに属していたのですが、今も存在するこのレーベルは実は彼らのCDをリリースするために設立されたというのはwikipediaからの豆知識です。LD&KのCDはよく買ってたなー。


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金剛地武志
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modern living

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実は、高校の同窓会で楽しかったのを機に、ちょっと前から高校、大学の時にはまっていた90年代の邦楽をメジャー、マイナー、ロック、ポップ問わず聴き込むようになってまして、このblogで機会を見つけて書いていこうと思っていたのですが、せっかく素晴らしいバンドと曲に再会できたのでyes, mama ok?をその一発目にしようと書いてみました。ちなみに、iTunesで好きだった90年代の曲を集めたSASAMIX 90's BESTというプレイリストを作っているので、blogタイトルもそれにちなんで今後気が向くままに書いていこうと思います。