『Missing』

今回の大御所シリーズの一人であり、CDJでは異彩を放ちながらも、おそらく多くのロキノンキッズたちが楽しみにしていたであろう久保田利伸。なぜこの御方があのステージに立ったのか、いまだに謎ですが、圧巻の一言に尽きるものすごいソウル空間を演出してくれた。ブラックミュージッククラブですか、ここは?みたいな感覚でした。SEから入場のファンキーグルーブが終わったと思ったら、一曲目は誰もが知っている国民的名曲『LA・LA・LA LOVE SONG”』!!!この人はんぱねぇぇぇぇぇぇ!普通最後ですよね!?それでもあえてこの曲を一曲目に持ってくるあたりがアウェーでもしっかり空間を自分色に染め上げてしまう大御所の所以なのだろうか。そしてその後も『流星のサドル』や『Missing』を投下してはオーディエンスを圧倒しつつ、素晴らしいライブステージを作り上げてくれたのでした。2011年の暮れに生久保田利伸が見られたのも感動でしたが、これだけの曲を聴けたのも贅沢なひとときだった。

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