『スターライトパレード』

CDJ11/12

最終日は間もなく2歳になる娘を連れてグループ魂からスタートしました。グループ魂は昨年も見ましたが、フェスでは飛び道具的な扱いで面白いです。しかしこのバンド、阿部サダヲをはじめとしてよく見るとすごいメンツ。実は子供が喜ぶ面子。下ネタだらけですが。
そして今回、はじめて見るバンドが多かったのですが、その中でSEKAI NO OWARI、気付けばEARTH STAGEですごいことに。テレビでも楽曲が使われまくり、どこかに大人の力を感じずにはいられないのですが、確かにメロディは素晴らしいバンド。ただ、歌詞に「死」だの「戦争」だの使い過ぎてて個人的には食傷気味でライブは避けてたバンドでした。夏はLAKEの大トリでしたが、さっさと帰ってしまった経緯があります。
ところが、ライブを見てなかなかファンタジスティックなステージングと多幸感のあふれる演出は、これまでの個人的な評価を一変させるレベルのものでした。っていうか、シャボン玉とか演出が憎い。小さい子連れだったので障がい者スペースに上がって一段高いところから見られたのですが、ステージがダイナミックでめちゃくちゃきれいでした。
このバンドが持つ曲の世界観とか独特の雰囲気は、ライブという場所では逆説的に際立ってこのようなステージを作ってしまうことができるのではないかと感じるとともに、デビュー2年足らずで武道館ワンマンをやってしまう実力というのも理解できました。

スターライトパレード