『Maybe Blue』

ユニコーンツアー2011 ユニコーンがや

寝かせすぎてしまいましたが、興奮も覚めましたし、明日からはこちらも兎に角働こう週間ですので、伝説のライブを今のうちに振り返っておこうと思います。ちゃんとした文章を書けるかどうかわかりませんので、色んなスポーツ紙やらで掲載されたLINKも貼っておきます。
スポニチ/デイリー/サンスポ/ナタリー/BARKS/日刊/オリコン/listen/RO69(拾った順)


しかし今回は席が良かったです。EBI側真正面前から3列名下の写真のような感じです。この距離でユニコーン見るのは初めてでした。個人的に会社帰りのスーツの同世代が3人並んでいたのがツボでした。

今回はツアーの中盤というか、後半戦一発目だったのですが、事前情報は何も入れずに参戦しました。武道館に作られた巨大な海賊船をイメージした舞台セットはそれを見るだけで興奮しましたし、5人がステージインする前の舞台効果も面白いしかっこいいしで、初っ端から引きこまれまくりでした。
セットリストにも驚きと興奮だらけです。まず、フェスと同じく『Z』のクライマックス曲『ライジングボール』で始まるライブ。やはりこの曲は現在進行形のユニコーンにとってのキラーチューンなんだろうなとあらためて感じました。フェスの時は、本編は活動再開後の曲オンリーでしたが、3曲目に『ハヴァナイスデー』。これは全開の2009年のツアーではメニューに入っていなかった曲です。
そんなんで前半次々に曲を投入していると、突然流れだしたあのピアノのイントロ!まさか!この曲は!そう、ユニコーン超初期の名曲『Maybe Blue』だったのです。一人で飛び上がって喜んでいたので周りの人から白い目で見られていた気がします。。。でも20年前の曲を1フレーズも間違えずに歌えてしまう俺って。。。高校生のときに解散してしまったユニコーン、そのときは見たかったライブも見られず、こうしてようやく見られるようになった今、この曲が聴けるとは夢にも思いませんでした。
正直前半はこれだけでお腹いっぱい。ここからはEBIの弾き語りで少し休憩かーと思っていたら、『いちじく』弾き語ってる最中に他の4人がダンボール基盤の手作り楽器たたきながら出てきやがったwwwwwそのままEBIの後ろで歌い続ける始末wこのどーしよもーもない演出ひどすぎるwww(いい意味で)。ということで、『Maybe Blue』で興奮した後だったのでいいクールダウンになりました。こういうギャップがまたユニコーンの魅力ですよね。
後半は、『Z』『シャンブル』の骨太曲をこれでもかってぐらい並べて、『ヒゲとボイン』『デジタルスープ』の流れで終了。この本編最後の20分ぐらいは、なんだかどかっと来る感じでものすごい迫力。もうとっくに気づいてましたが、前から3列目はハンパねーっすわ!本編終わった瞬間にわれ先にと座ったのは内緒です。
アンコール。小さな(?)楽器とディスクジョッキー風の道具使った『手島いさむ大百科』、これライブでやるとは思わなかったなー。最もライブでやり辛い曲ですよね。それをああいう感じでやってしまうのがユニコーンクオリティ。そして、次は阿部B による『SAMURA 5』。ついに『人生は上々だ』を超えてしまうアンコール曲ができてしまった感じですね。
最後は予想通り『晴天ナリ』で終了。

セットリストはこちら。


多くを語るまでもないのですが、このバンドはやっぱりすごいですね。大盛り上がりに盛り上がる曲、笑わせる曲、聴かせる曲、あらゆるパターンの曲を持っていて、ライブでミックスジュースのようにごちゃっとそれを混ぜてくるのだけど、それが奇妙なバランスをとりながらオーディエンスはどんどん彼らの世界に引き込まれてしまう。今回は全編で2時間40分やってたのですが、まったくそんな時間を感じさせないほどあっという間で、いつまでもこの時間が続いて欲しかったですね。


ライブ終了後外に出ると雨が強くなっていましたが、多分明日は晴れるだろうな。『晴天ナリ』。
BOOM(紙ジャケット仕様)