『NO,NEW YORK』

氷室が6月に東京ドームで全曲BOØWYの曲でライブをやると発表し、他の3人はそれぞれの思いを口にした
なぜ当時の少年たちはBOØWYに夢中になったか。なぜ今でもその楽曲は色あせず私達はこんなにも彼らの一挙一動にざわつくのか。検証しようと思う。
下は『NO,NEW YORK』のライブ映像。

これを見てわかる通り、氷室の歌っていうのは歌詞が聴き取れないということがほぼないに等しい。何を歌っているのがはっきりとわかる。それに加えて楽器の音が非常にシンプルに鳴り響き、まったく耳にうるさくない。(たまに布袋が間違えるというお茶目さもありw)私はこのシンプルさがBOØWYの大きな魅力のひとつだったと思っている。私は1977年生まれなわけだが、同年代はほぼBOØWYを聴いている。これはこのシンプルさが故に、多くの人に受け入れられた結果だと思っている。
ギターに変なエフェクトを入れないので、なんとなくすぐコピーできる気がしてギターを買った中高生は、当時どれくらいいたんだろう。コピーバンドだらけだったはず。実際には彼らの演奏力はものすごかったらしい。しかも氷室のあの声。コピーしても絶対に再現できない。
シンプルだからこそ素材の味が生かされる。だからこそ誰にも真似できない。まずはこれがBOØWYにみんなが夢中になった理由のひとつ。
THIS BOφWY